ご葬儀の手順

葬儀の心得
初めての葬儀Q&A

当社へ寄せられた、疑問・質問をご紹介いたします。

一般仏式の場合の手順

通夜式
ご遺体を葬る前に故人のご冥福をお祈りするための儀式です。遺族は喪服を着用し、弔問客や世話役の方々を軽食とお飲み物で接待します。
葬儀・告別式
故人に対し、最後の別れを告げる儀式です。宗派によって多少異なりますが、一般的には次のような流れで進められます。
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参列者入場・着席
開式20分前までに入場し、着席していただきます。
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導師入場
全員起立(または一礼)してお迎えいたします。
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開式の辞
司会者が開式の辞を述べます。
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読経・引導
僧侶による読経です。引導は通夜式では行われません。また、宗派によって行わない場合もあります。
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焼 香
遺族・親族・一般会葬者の方々が焼香します。
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導師退場
全員起立(または一礼)してお見送りいたします。
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弔電披露
司会者が弔電を読み上げます。
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告別の儀い
お花を入れてお別れいたします。
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閉式の辞
司会者が閉式の辞を述べます。
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遺族・親族代表挨拶
代表者様からのご挨拶です。
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出 棺
火葬場に向けご移動となります。
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荼 毘
火葬場にて火葬を行います。骨上げは二人箸で行います。
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初七日法要
式当日、収骨後に繰上げで初七日法要を行うケースが増えています。
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遺族・親族焼香
遺族・親族様が焼香します。
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精進落としの儀
火葬後までお付き合いくださった方や関係者の労をねぎらい、料理を振舞います。

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ご葬儀後の諸手続き

ご葬儀後、ご遺族の方は各種届け出・申請を行わなければなりません。
ここでは、ご葬儀後の諸手続きを的確に行えるよう、手続きに必要なものや問い合わせ先などについてご案内いたします。

※クリックすると画像が拡大します。

遺品整理・形見分けに関する基礎知識

「たくさんの思い出があって、遺品をなかなか整理できない」という方も多いでしょう。しかし、遺品を整理することは、故人へ礼を尽くすことであり、供養にもなります。
また、ご家族の皆様が生活に区切りをつけ、新しいスタートを切るためにも遺品整理は必要です。
ここでは、遺品別の整理方法と形見分けに関する基礎知識をご紹介いたします。

・故人の住所録やメモ帳
故人の住所録や手紙は、葬儀後の案内を出すために必要となります。しばらくの間は大切に保管しておきましょう。また、大事な事柄が書かれている場合があるため、日記やメモ帳なども1 年間くらいは残しておいてください。
・帳簿などの記録書類
故人が事業を営んでいた場合、ご遺族の方が収支決算と確定申告を行うことになります。税務関係の書類や帳簿、領収証などはしっかりと整理して保管しておきましょう。いつ必要になってもいいように、必ず7 年間は保管しておいてください。

◆勤務先に返却するもの

・会社関係の書類、身分証明書など
会社関係の書類、バッジ、カギ、社会保険証、身分証明書などは、勤務先に返却してください。また、会社にある故人の私物は、勤務先の方にチェックしていただいた上で持ち帰りましょう。

◆不要になったもの

故人の身のまわりの生活用品など、不要になったものは焼却しましょう。焼却する前には線香をあげ、ご家族で心を込めて供養してください。

・粗大ゴミ(ふとん、ベッドなど)
ふとん、タンス、ベッドなどは、「粗大ゴミの日に出す」「公営のゴミ処理場に直接持っていく」「専門業者に依頼する」などして処分しましょう。なお、粗大ゴミの出し方、公営のゴミ処理場に持ち込む際の手続きなどは、地域によって異なるので、詳しくはお住まいの地方自治体にお問い合わせください。

◆形見分けについて

故人の愛用品で、まだ使えるものは、親近者の方に形見分けとしてお渡ししましょう。なお、形見分けの対象は、ごく親しい人に限ります。特に希望がない限り、目上の方に形見分けを行うことは失礼にあたりますのでご注意ください。

・形見分けの品は包装しません。
形見分けは基本的に身内で行うため、包装や水引などは必要ありません。ただし、そのまま贈るのは失礼かと思われる場合は、白紙(奉書紙)などに包みましょう。
・形見の品をひと工夫しましょう。
故人の着物や帯を利用して、バッグや和装小物入れなどをつくるのもよいでしょう。例えば、帯などから仏事に欠かせない「数珠入れ」をつくって形見にすれば、故人の供養としても最適です。

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